(前編)浴室リフォームに見るマンションのガスふろ給湯器や追い炊き配管
市販の風呂釜洗浄剤などの影響もあってか、風呂釜洗浄という名称で一般的に呼ばれる事の多い追い炊き配管の洗浄ですが、
そもそも
『風呂釜ってなんですか?』
とお客様からご質問いただく事が稀にございます。
ざっくり申し上げますと、
『風呂釜とは浴槽に貯めた水を沸かしてお湯にする機械のことです。』
まだまだ東京近郊では築50年前後の集合住宅も数多く存在しますので、バランス釜と呼ばれるガスコンロのような火のつけ方をする風呂釜もまだまだ現役で多数活躍中です。
近年では風呂釜の役割を、水道管から直接接続された給湯器が一手に家中のお湯を担っているご家庭が増えてきました!
お風呂の追い炊きに関しても、
『ガスふろ給湯器(追い炊き機能付)』
が自動湯はりからシャワーまでボタン一つで指定の温度のお湯が出てきますし、
さらには、床暖房や浴室暖房機能も兼ね備えた多機能な給湯器なども販売されています。
なかでもわれわれが最も洗浄することの多い、ガスふろ給湯器と追い炊き配管の設置作業の様子を今回はご紹介したいと思います。
元々あった古いお風呂を取り除き、これから、新しい浴室の水道や追い炊き配管などの設備が設置されていきます。
作業をしやすくするため奥の壁も取り除かれています。
上の写真で浴室から見えていた壁の向こう側です。 この床下に水道や追い炊き配管の設備が、給湯器のある窓の見えるベランダ側に向けて設置されていきます。
水道や追い炊き配管が設置されるとこんな感じになります。
オレンジ色で2本上にくるりと伸びているのが追い炊き用の配管になり、屋外の給湯器と浴槽内の循環アダプターと接続されます。
※2本あるのは、給湯器から浴槽への行きと戻りがあるためです。
追い炊き配管の埋設工事が完了すると、このように床を閉じてしまうため普段は配管が全く見えない状況になります。
水道管や追い炊き配管が接続された、ベランダに設置された追い炊き機能付のガスふろ給湯器
こちらが追い炊きの行きと戻りの配管です。
配管工事が終了し、奥の壁も閉じられると、いよいよ浴室の設置作業が開始されます。
水道管や追い炊き配管が浴槽と接続されると、ここからは浴室の壁が立てられていきます。
壁に見える紅白の丸い箇所には蛇口やシャワーが接続されます。
次回はいよいよ浴室リフォームが完成へ向けた(後編)をお届けします!
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