東京世田谷区の風呂釜洗浄(追い炊き配管洗浄)業者

風呂釜洗浄業者|世田谷衛生環境ラボ

大田区 一見キレイな見た目でも、追い炊き配管内部からは危険値の100倍オーバーのお湯が注ぐ危険なお風呂

追い炊き配管内部から汚れが出てきた事で、市販の洗浄剤を使って洗浄を行ってみたものの、状況が一向に改善されず慌てて清掃の依頼をいただくケースが大半ですが……

先日お伺いしてきたお客様のお風呂は一見キレイな見た目で、少しお湯からイヤな臭いがするとのお話はあったものの、配管内部からの汚れや不純物の排出もなく、特に清掃が早急に必要な状況では無いように思えましたが、いざ洗浄前の水質検査を行うととてつもなく汚染度の高い数字が検出されました。

 

入浴施設の衛生管理において一般的なATP測定と呼ばれる手法で測定器を使ってお風呂のお湯の汚れ具合を測ります。

 

その際の目安のような管理指標が下記の表になります。

 

 

ATP測定時に80RLUをオーバーすると、特に乳幼児や高齢者のような免疫力の弱い方は重症化すると死に至るケースもあるレジオネラ属菌の検出率が著しく高まり、とても危険な状態であるといえます。

にもかかわらず、お子様が成人して、ご夫婦2人でお住いの一見普通の状態に見える浴室から、泥水のような濁ったお湯でもなんでもないにもかかわらず危険値の100倍超の数字が検出されるようなことが現実に起こるわけです。

正直ここまで高い数字が検出されると、お客様に感染症による健康被害が出ていないかとても心配になるレベルです。

測定器の故障を疑ってしまったほどで、何度か測定を行いましたがそれほど大差ない数値が何度も検出されたため正確な測定値であったものと思われます。

循環アダプターの分解清掃時の写真ですが、こちらも一般的な汚れの範囲です。

ご家族が2人ということで、お湯がもったいないので、おき湯(お風呂のお湯を2〜3日使い回すこと)はされているそうです。

配管の清掃時にはそれなりに皮脂汚れが見られましたが、数字から受ける印象ほどの汚れはやはり感じることはありませんでした。

1回目の洗浄終了時のATP測定時には汚れをそれほど取り除くことができずもっとダメな数字が出ることを予想しておりましたが、思いの外配管内部の汚れの除去に成功し一気に100RLUまで数値を抑えることができました。

とはいえ、まだまだ危険値には変わりありませんのでまだまだ清掃を行っていきます!

滅菌カップに洗浄前後のお湯を採取したところです。右側の100RLUのお湯の方が透明度が高いのがわかります。

2回目の洗浄時の様子です。

2度目の洗浄を行った後のATP測定では一気に『安全域』の数値まで下げることができ、ようやく安心してご入浴いただける状態になりました。

最初の8127RLUの数字を見た時には、作業が丸一日に及ぶことを覚悟し、そのうえいったいどこまで数字を落とすことができるだろうか?と途方にくれましたが、風呂釜洗浄PROによる2回の清掃でここまで安心安全を取り戻すことができました。

測定時のお湯も、やはり21RLUの2回洗浄後のものが最も透明度が高いことが確認でき、お客様にもご覧いただき、とてもご安心いただくことができました。

 

浴槽内に張られたお湯が、安心・安全な状態であり続けるためには定期的な市販の風呂釜洗浄剤を使ったメンテナンスや、時にはプロの業者による風呂釜清掃が不可欠です。

ただし、市販の風呂釜洗浄剤では除菌効果はあるものの洗浄効果は限定的です。

ご依頼いただいたお客様からよく聞くのは、『もっと早く頼めばよかった!』のありがたいお言葉。
劇的に状況が改善されて1日の最後にお風呂に入る際のまた汚れやニオイが出たら嫌だな〜といった精神的な不安やストレスから解放されます!

風呂釜洗浄(追い焚き配管洗浄)や浴室清掃のご依頼・ご相談は

世田谷衛生環境ラボ
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