お風呂の残り湯の再利用で50倍近い水質の汚染!
このお仕事をするようになってから、2、3日連続で同じお湯を使って入浴されるご家庭が思いのほか多い事を知りました。
衛生面から考えると、お風呂のお湯は毎日交換したいところですが、『2人しか入ってないから』とか『水道料金の節約に…』などECO意識の高まりと比例してさまざまな理由でみなさまお風呂の残り湯を活用されています。
先日お伺いさせていただいた群馬県前橋市のお客様も残り湯の入浴を頻繁に繰り返し、入浴剤もお好きでよくお使いになるとの事でした。
洗浄前の水質検査では
日本公衆衛生協会で用いられる危険ゾーン
80RLUの約15倍の汚染度である1183RLU
安全ゾーンが25RLU未満という事を考えると
実に50倍近い水質の汚染が確認されました。
入浴剤を普段お使いになって追い焚きボタンの利用をされている追い焚き配管からは皮脂汚れが見えなくなるほど色のついた汚れがよく見られます。
洗浄後、汚水の排水時に浴槽に汚れが付着するのですが、緑色の汚れが多数付着しているのが確認できます。
循環金具を外せばそちらから当然スライム状のバイオフィルムが
民間の調査機関による下記1.2.3の水中の細菌数の調査結果によると
1.入浴前 2.入浴直後 3.一晩放置後
入浴人数 入浴前 入浴直後 一晩放置後
2名 40 110 25万
3名 40 360 29万
5名 80 2700 120万
※細菌数:1mL(1cc)当たりの細菌の数
入浴人数が増えるほど菌数も多くなる傾向があり、一晩放置すると、風呂水の菌数は数十万個から数百万個と、入浴直後の約1,000倍に増えることがわかっています。
特に抵抗力の弱いお子様や高齢者のいらっしゃるご家庭では決して衛生的とは言い難いため風呂水はできるだけその日のうちに利用し、ため置かないようにしましょう。
そのような過酷な状況で利用されてきた追い焚き配管(風呂釜配管)も
風呂釜洗浄PROによる7つの行程で25RLU未満になるまで追加料金なしでご対応させていただきます。
風呂釜洗浄(追い焚き配管洗浄)や浴槽取り外しまるごと洗浄のご依頼・ご相談は
世田谷衛生環境ラボ
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