東京世田谷区の風呂釜洗浄(追い炊き配管洗浄)業者

風呂釜洗浄業者|世田谷衛生環境ラボ

千葉県松戸市 お風呂から湯はり時に黒いゴミが出る

間も無く築10年を迎える一戸建てタイプの賃貸住宅に先月ご入居された入居者様から、湯はりの際に黒いゴミが出てくるとのことで、一度見にいって対処してほしいとの管理会社様からのご依頼で、千葉県の松戸市まで行ってきました。

まずはお客様から症状をお伺いしたところ、実際出てきたゴミを残してあるとの事でしたので直接見せていただきました。

その時のゴミというのが、こちらの一見石のようにも見える錆びた金属のかけらでした。

これがけっこう大きくて、循環アダプターやフィルターを通過して浴槽内に出てきたことに驚きました!

もうすぐで築10年とのことでしたが、ご入居されて間もないことや、浴室のおそうじもていねいに行なっていらっしゃるようで、とてもキレイでした。

一戸建ての1階に浴室があり、給湯器も浴室のすぐそばだったため、今回出てきたゴミを見る限りでは給湯器の内部機器の破損や不調も疑ってみました。
しかし今のところは異常無しとのこと。

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まずは様子を見てみようと自動湯はりをしてみたところ、最初に見せていただいたゴミよりはやや小さかったですが、お客様がおっしゃっていた通りのやはり黒いゴミが出てきました。

 

作業前のATP測定(雑菌検査)では、バスタブに出てきたゴミの量とは裏腹に、いきなり一桁『8RLU』の洗浄後のような高スコアーが!

しかし、実際にはこのような大きな黒いゴミが出てきてお困りでした。

フィルターにもサビのような茶褐色の汚れが付着していました。

こちらの写真も洗浄前ですが、湯ドロや湯アカなどもさほど見当たらず循環アダプターからはあまり汚れている印象は感じ取れませんでした。

しかし分解して循環アダプターの裏を見ると、樹脂製の部品にもかかわらずかなりサビが付着しており、循環アダプターそのもののサビではない事が確認できました。

ここになんらかの原因で給湯器内部の金属部品が長期間詰まっていた事を物語っていました。

特にバスソルトなどの入浴剤を使っての追い炊きを繰り返していると、給湯器内部には金属部品もたくさん使用されているため、同様のサビによる症状を誘発することが考えられます。

 

少しブラシで擦った程度では取れないような頑固なサビでした。

循環アダプターを取り外した際も金属片がパラパラと出て来ました。

かなり入念に循環アダプターを掃除したところ、元どおりに!

湯はり時の汚れがほぼ黒い汚れに集中しているとのことでしたので、ユドロや湯あかによる汚れの排出はあまりないものと思われましたが、10年近く使っているとやはり追い炊き配管内部や給湯器内部にもそれなりに汚れは溜まってしまいます。

バスタブの中央付近に徐々に汚れが出始めています。

一戸建ての場合は集合住宅とは給水方法が違い貯水槽に水をためておく必要がなく、集合住宅によくある一時的に貯水槽に水をためておく貯水槽水道方式では無く、水道管から直結直圧式給水の場合が多いため、ATP測定のスコアは清掃前も比較的良好な数値を示すことが多いようです。

しかし、追い炊き配管内部の汚れは増えることはあっても決して勝手に減ることはありませんので、使用年数や利用頻度によって汚れの蓄積量も違ってきます。

そのため、一戸建ての場合はスコアーは良好なのに以外に汚れがたくさん排出されましたという結果になることが多いように思います。

洗浄中のお湯の濁りもかなりありました。

ご入居されて間もないことから、前住人から引き継いだ汚れの可能性が濃厚です。

もともと追い炊き配管の清掃前からATPの測定値が高スコアーだったため、清掃後は『4RLU』でしたが水質は全く問題のない安全な状況

水質検査では

目視で確認できるほどの差は出なかったように思いますが、やはりこの良好な状態を保ってほしいものです!

最後まで悩まされ続けた黒の金属片はこのくらいの大きさのものが大半でした。

風呂釜清掃後は黒い汚れや濁りもなく、ご安心してお使いいただける状態になりました。

 

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