板橋区 入居直後からエコキュートで湯張りをすると汚れが出てきてお風呂に入れません
エコキュートの貯湯タンクが居室内に
設置されているのはたまに見かけますが、
洗面所に外観を露にしたまま鎮座しているのは
この時初めてでけっこう珍しいケースのように
思います。
しかし、この貯湯タンクの作業におきましては
屋外設置が大半のため、冬場だと
寒い中での作業が一般的なのですが、
室内の比較的暖かくかつ明るい環境で
作業できるのは何ともありがたい！
湯張りをするたびに
このような汚れに悩まされているとのことで
追い焚き配管洗浄（風呂釜洗浄）に加えて
貯湯タンクの水抜きメンテナンスも同時に
施工させて頂きました。
循環アダプター内部も
開けてみればこのとおり…
入居時にハウスクリーニングは
しっかりと入るのは一般的ですが、
少し隠れた箇所を開けて
覗いてみると、このような状態だった
なんて事は、そう珍しいことではございません！
前の入居者さんは
入浴剤がお好きでかなりの頻度で
利用されていたと思われます。
さらに言わせて頂くと、
おそらくお風呂のお湯は
毎日入れ替えは行っていなかった
可能性が高いように思います。
洗浄前の簡易水質検査でも
４桁スコアーのためそれなりに
汚れも内部に蓄積しているようです。
それをこのあと一掃していきます
作業スぺース確保のため
まずは洗濯機を移動
貯湯タンクの内部です
白い発泡スチロールの裏側に
お湯を貯め置くタンクが内蔵されています。
この発泡スチロールは
いわば保温剤の役目を果たしています
屋内設置のため
ドレン排水用の配管もきっちりと
設置されていました
ヒートポンプユニットの内部も
水抜きをしてリフレッシュしました
追い焚き配管の洗浄時には
予想通りの汚れが結構な量
出てきておりました
白いのは入浴剤の残留成分で
茶色っぽいのは人肌から出た皮脂などの汚れです
皮脂は油分を多く含むため
エコキュートのような
貯湯タンクを用いた機種の場合、
定期的なメンテナンスを怠ると、
いくらタンク内が高温で熱殺菌されているとはいえ
水道水にもともと含まれている常在菌をはじめ
ミネラルやカルシウムなどの成分が
タンク内部に沈殿して溜まっています。
いくら追い焚き配管をキレイにしても、
タンクを備えた機種の場合は
それだけでは不十分です。
症状が悪化してしまうと
タンク内に溜まった汚れや沈殿物が
出続けてしまうことも…
これらは取説にも記載されている
エコキュートの必須の定期メンテナンスのため
ご自身でトライできる部分は
ご自身で行ってみてはいかがでしょうか？
取説に記載されている手順に従って
ご家庭でも定期的なタンク内の水抜き
（ドレンスイの排水）を行うことを強くオススメします！
湯張りや追い焚き時に
汚れの症状が少しでも出始めれば、
むしろ手遅れと考えるべきで、
なるべく早めに対処することで
より良い状態を取り戻すことが可能です。
重症化したケースであれば、
状況次第では完全な解決は不可能かもしれません。
市販の洗浄剤などで試してみても
解決の糸口が見えないときは
一刻も早く専門業者にご相談ください。
お風呂の追い炊き配管を除菌・洗浄し、
ATP検査（水質検査）をすることで
目には見えない安心を手に入れて
清潔で安心・安全なバスタイムを！
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□■□■ エコキュート洗浄の過去記事 □■□■
埼玉県上尾市 エコキュートを配管もタンクも徹底的にキレイにして欲しい