大田区 かつて床上浸水の被害に遭われたお客様宅での作業でした
最初に感じた違和感は
脱衣所の壁でした
作業用の荷物を搬入し
機材を設置した際に
ふと目にした脱衣所の壁
壁面クロスの下の方が
なんだか変色してるように見え
辺りをよくみて見たところ
やっぱりどこもかしこも
同じフロアーの壁面の下側が
変色しているではありませんか…
ここで少し違和感が…
状況が驚くほど悪いのに
作業前のATPスコアーが驚くほど低い
湯梁時の汚れの出方から予想は
しておりましたが、
期待を裏切らない
大量の汚れが開始早々に
出てき始めました！
時間の経過と共に
茶色く変色していくのは
皮脂などの脂汚れが
多いことを意味しています
入浴剤のヘビーユーザーで
入浴時間も長く、翌日までお湯の溜め置きなども
してしまうとどうしても配管内部の衛生状態は
悪化の一途を辿ってしまいます
濁りもかなり強く出ておりました
出てきた汚れを見て
結構気になったのがコチラ⇩
写真じゃあ伝わりずらいのですが、
糸くずの様なものが大量に
水中を浮遊していました！
どうやら浴室乾燥を
かなりの頻度でお使いになるようです。
その際に浴槽に衣類から落下した糸くずが、
追い焚き配管内部に吸い込まれてしまい
皮脂やタンパク質などの汚れと
絡まりあってより頑固な汚れへと
変身していたようです！
各家庭によって異なる
ライフスタイルの習慣の違いが
重篤な状況を引き起こすケースもございます。
追い焚きで２〜３日は
お湯を再利用するご家庭におきましては
電気代やガス代などのエネルギーが
高騰していく中で、
なかなか難しい判断になるかとは思いますが、
在宅時間が増え除菌回数が増加する、
免疫が低下しやすい条件が揃っている
局面におきましては、
経皮毒のように
肌から体内に悪い成分を吸収してしまい
体調を崩してしまう可能性も否定できません。
お湯を毎日変える行為は
健康のための予防医学と
お考えいただければ
良いのではないでしょうか。
毎日使うお風呂で
皆様が健康にご利用いただけることを
心から願っています。
お風呂に関するご相談は
世田谷衛生環境ラボ
info@setagaya-lab.com
03-6337-6311 まで
入浴剤にまつわるトラブル事例⇩
横浜市港北区 エコキュート交換後7年ほど経過した頃から湯張りや追い焚きの際に白いカスが出るようになってしまったのですが、液体入浴剤が原因でしょうか？