千葉県八千代市 給湯器を交換したのに改善されなかった、自動湯張りをすると出てくる黒い汚れに困っています
このところ黒い汚れに悩まされているといった
ご相談をいただく機会が増えました。
黒い汚れの場合
ガス給湯器かエコキュートかによっても
症状は異なりますが、
代表的なケースとしては
2通りの原因が考えられます。
1、給湯器内部や追い焚き配管に使われている
パッキンやゴムホースの経年劣化による機材剥がれ
2、皮脂汚れの配管内での蓄積が限界を超えて
出てくるケース
今回はどちらかといえば、
パターン2に該当するケースの洗浄作業でした!
給湯器は新品交換済み
2020年製
リンナイ製のリモコンパネル
循環アダプターも新しいものに交換されている様です
洗浄前のATP測定
かろうじて3桁台に留まっていましたが、
湯張り時の汚れの出てくる様子などを見ていると
ただの機材剥がれでは無さそうです!
湯張りをすると、
黒や茶色の細かな粒状の汚れがちらほら
洗浄中に時折見られる
偶然が産む芸術的な洗剤アート
予想をしていた通り
開始早々からかなりの皮脂汚れが
給湯器が新品に交換済みということは、
追い焚き配管内部だけでこれだけの汚れが
蓄積していたということになります。
ということで、交換前の給湯器内部の状態は
かなり悪かったことが容易に想像できます。
こういうケースでは
新調されていない機材の内部に残された汚れ
つまり追い焚き配管内部の汚れを隅から隅まで
丁寧に取り除く事を行わないと
症状の改善は期待できません!
写真で見るとそうでもないのですが、
実際に見ると驚くほどの皮脂汚れと、
無数の黒い粒状の汚れが混ざって排出されてきました!
きっと以前に取り付けられていた給湯器が
長年活躍し、経年劣化によって生じた
ゴムホースやゴムパッキンの機材剥がれが生じて
それらが旧給湯器内部や追い焚き配管内部に
多数蓄積していたものと思われます。
それらが、自動湯張りを行うたびに
汚れを引っ掛けてしまって出てきていたと思われます。
洗浄液の底にはこのように
黒い粒状の汚れや緑や青に見える
銅サビ(緑青)がたくさん残っていました。
こちらはパターン1の症状に該当するのですが、
銅サビもまた給湯器内部に利用されている
銅の配管内部の剥がれによって生じる
典型的な機材剥がれの症状です。
皮脂汚れや黒い粒の機材剥がれによる汚れを
徹底除去できたことで、
湯張り時に汚れの排出が起こることは無くなり
これで安心してご入浴いただけます!
洗浄後のATP測定でも安心の1桁スコアーです。
皮脂汚れもほぼ取り切れたといった証です!
お風呂の湯張り時や追い焚きの際に出てくる
黒い粒状の汚れでお悩みの方はまずはご相談ください!
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