横浜市栄区 2つ穴 数社で対応不可と言われたバスヒーターの洗浄に行ってきました
近年は1つ穴と呼ばれるお湯の注ぎ口が1つのタイプが主流ですが、バランス釜などのバスタブ横に風呂釜が設置された機器とはまた違った2つ穴タイプでバスヒーター と呼ばれる旧式の追い焚き機器があります。
直接お湯を温める昨今の追い焚き機とは違って、関節追い焚きと呼ばれるあまり目にすることの無い機器の洗浄に横浜市栄区まで行ってきました!
バスタブ内部は、2つ穴の強制循環型などに見られるタイプと同じような顔つきをしていますので見間違いそうになりますが、
この湯かげんハンドルが付いているのが特徴です!
2つ穴の中を覗き込んでみると、追い焚き時の熱源となる温水暖房用の銅管が見えます。
上下の穴ともに似たような内部の構造をしています。
洗浄前の内部のお湯を採取することがとても困難な機種でもあるのですが、なんとか採取に清掃し測定したところもちろん危険値でした。
実際伺っていた症状などから考えるともっと数値が高くてもなんらおかしく無い状況と言えます。
こちらが浴槽の2つ穴の裏に装備されているバスヒーター の本体部分です!
もう少し良く見てみると!
熱源となる銅のパイプがこのボックス内部に張り巡らされているのです!
いざ洗浄を開始!
バランス釜と似たような性質があり、強制循環では無い自然対流方式と呼ばれる方式のため、下の穴から入ったお水がバスヒーター 内部で温められて、上の穴から自然と出てくるような方式なんです!
そのため、お湯の流速が非常に遅く、1つ穴タイプと比較しますと洗浄にもはるかに時間がかかります。
そのため、業者が洗浄作業を請け負わない、または希少な機種ゆえ業者が洗浄作業を請け負ったことが無いといった代表的な機種といえます!
しかしながら、自然対流方式はある程度お湯に勢いのある強制循環型の機種と違って、お湯の勢いが緩やかなため内部には汚れが溜まりやすく、ある程度汚れがたまってしまうと市販の洗浄剤ではなかなか対処が困難な機種のため業者にお任せした方が大幅な効果が期待できる機種でもあるのです!
内部に蓄積していた皮脂や湯垢などによってバスタブの周囲が茶色く変色しているのがハッキリとお分かりいただけると思います。
皮脂などの油分を含んだ汚れもしっかりと掻き出すことができました!
洗浄後の廃液を排水したところ、かなり多くの銅サビ(緑青)が出てきていました。
自由の女神や10円玉と同じような緑色をしているのがまさに銅サビ(緑青)なんです。
こちらは汚れというよりは、風呂釜内部の配管などの剥がれによって起きる現象で、内部に溜まり過ぎてしまうと機器不調の原因にもなるため、定期的に洗浄によって取り出してあげる事が重要なんです。
洗浄後のATP測定ではバランス釜にしてはかなり良好な数値にまで改善する事ができました。
お風呂に汚れが現れ始めると、長期に渡り放置したままであったり、同様に長い期間シャワーだけで済ましていましたなどといったお声を耳にするのですが、
汚れを除去することはもちろんですが、風呂釜洗浄をなぜ行った方が良いのか?といえば感染症を防ぐといった目的もあるためなんです。
お風呂の追い炊き配管を除菌・洗浄し、ATP検査(水質検査)をすることで目には見えない安心を手に入れて清潔で安心・安全なバスタイムを!
風呂釜洗浄(追い焚き配管洗浄)や浴槽取り外しまるごと洗浄のご依頼・ご相談は
世田谷衛生環境ラボ
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03-6337-6311 まで
お風呂は毎日使うものだけに、良好な衛生状態を維持して家族みんなが健康でありたいものです!