大田区 2日目のお湯のニオイが気になるようになった!
2011年の東日本大震災以降、防災に関する備えや、節水、節電への意識の高まりから、万が一の断水などに備えて、入浴後のお風呂のお湯も、バスタブにためておいた方が良い。
今回も同様に、そういった防災に関する意識の高まりから、入浴後のお湯をバスタブに残しておくといったご家庭からのニオイに関するご相談から始まりました。
正直申し上げて、衛生面だけで考慮すると、入浴後のお湯を残しておいて再利用する行為はあまりオススメできる行為ではありませんが、
防災面から考えると、こういった手法で震災時になんとか急場を凌いだといったケースもあったようですので、万が一に備えて行っている行為を辞めた方がいいとも言い難いとても難しい事案でございます。
リモコンパネルは東京ガスさんの製品でした。
ジェットバスも装着された上位機種でしたが、普段は全く利用することが無いとの事で、今回はとりあえず風呂釜(追い焚き配管)のみでニオイの原因の解決をはかる方向で進めさせて頂きました。
ニオイに関するトラブルがすでに出てしまっているケースにしては比較的穏やかな洗浄前スコアーでしたが、それでもやはり80RLU超えの危険値には違いありません!
まずは洗浄剤を投与して様子を見ます!
汗や皮脂などが原因のタンパク質汚れが早々と登場しました!
嫌なニオイが発生するメカニズムはざっくりと申し上げますと、風呂釜(追い焚き配管)内部に付着した汗や皮脂による油分を含んだタンパク質汚れに、それを生存や繁殖の糧にする雑菌が群がることで急激に増殖を起こし、ATP測定の数値を押し上げているのです!
そのため、見た目に汚れの派手さは無いものの、風呂釜(追い焚き配管)内部に負の遺産であるタンパク質汚れを溜め込まないためにも定期的な洗浄を推奨しているのです!
洗浄後のバスタブ内を見ると、油分を含んだ汚れはお湯に溶け出さず、バスタブの周囲に付着します。
こちらがまさにタンパク質による汚れです。
循環アダプター内部もゴミや湯垢などがハッキリとわかる形で付着しておりました。
もっと近づいてみると、こんな感じです!
循環アダプターが細かく分解できるタイプであれば中もこのように開けて確認できるのですが、全てがこのようなタイプばかりでは無いため、通常は汚れを取り出すことに多少苦労します!
お湯がバスタブに注ぐ最終ラインで汚れやゴミをせき止める循環アダプターは、見えない配管内部の状況を伺い知るための貴重な情報を提供してくれるのです!
よく見ると、左側にヌメリが発生しているのが分かります!
バスタブ側にも同様の症状が見られました。
市販の洗浄剤で解決出来ない状況になってしまった場合は、循環アダプターの入念な分解手洗い洗浄や、追い焚き配管内部の洗浄によって、高確率で良好な状態を取り戻す事が出来るのです!
お湯を見比べてみても大差ないので、軽視しがちになるのですが、やはり経験上新築から2年を経過すると大体似たような状況です!
普段のお手入れだけでは決して取り除くことのできない、
汚れやニオイの原因を特定し汚れと不安を取り除くことで、安心してリラックスできる状態をご提供し、アレルギーや感染症のリスクからもお客様の健康をお守りします!
お湯の見た目のきれいさと、目には見えない水質の安全を両立する
東京・横浜・埼玉・千葉の風呂釜洗浄(追い焚き配管洗浄)や浴槽裏の高圧洗浄業者は
世田谷衛生環境ラボ
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