豊島区 2歳になったばかりのお孫さんを預かるために築30年の2つ口強制循環型の風呂釜清掃
来月2人目のお孫さん(長男)が誕生するとのことで、2歳になったばかりのお姉ちゃんのお孫さんを、ママが退院するまでの数日間、実家で預かることになったそうです。
そこで、急遽築30年のご自宅のお風呂をキレイにしたいとのことで風呂釜清掃のご依頼をいただきました。
このところよく登場する、2つ口の強制循環型です!
ざっくりと1つ口の機種と比較すると、配管が短いにもかかわらず、配管の口径が大きいためお湯の汚れが溜まりやすく、しかも汚れが取り除きずらく作業時間も長時間になる可能性大の手強い機種でございます。
そのようなことはお客様は当然知る由もございません。
まずは循環アダプター付近を少しづつ分解しながら洗浄を行なっていきます。
フィルター内部には汚れの形跡が
この辺りの形状はメーカーによって微妙に異なりますが、お湯の給水・排出ともに口径が大きいのが特徴です。
追い焚き時には、下の穴からお湯を吸い込み、給湯器で温められたお湯が再度上の穴から湯船に戻ってきます。
ここも汚れはしっかりと確認できました。
洗浄後はこの通り
洗浄前のATP測定では176RLUと危険値の2倍の数値が検出されました。
免疫力の低い小さな2歳のお孫さんが入浴することを考えると少し不安の残る値です。
洗浄直後から、2つ口の強制循環型特有の大粒の湯泥や湯垢がどんどん出てきます!
築年数から考えると、洗浄時のお湯の濁りが思いのほか少なく、聞けばやはり入浴剤は一切お使いにならないとのことでした。
お湯の排出口の口径が大きく流速も緩やかなため、内部に汚れが蓄積しやすく汚れも大きめのモノが出てくるのが特徴です。
1回目の洗浄時には、汗や皮脂による汚れは少なかったものの、やはり湯垢や湯ドロは少なからず排出が続いている状態です。
このような場合は洗浄の行程を何度も繰り返します。
汚れの排出が合格レベルに達するまで『洗浄 → 排水 → すすぎ』を繰り返します。
複数回の洗浄を経てようやく湯垢や湯ドロの排出が治り、小さなお孫さんにも安心してご使用いただけるレベルまで状況が改善しました。
洗浄後のATP測定では2つ口にしてはかなり良好なスコアが確認できました。
検査後も湯はり時に汚れが出ないか?
また追い焚き時も大丈夫か?と念には念を入れて何度も繰り返しチェックを行い安心・安全が確認できれば作業は完了です。
これで小さな2歳のお孫さんにも安心してご利用いただけますし、産まれたばかりの赤ちゃんの沐浴にも安心してご使用いただけます。
世田谷衛生環境ラボでは、毎日利用するお風呂の清潔感や見た目のキレイさはもちろんのこと、ATP測定器という計測機器を使って配管内部の洗浄前後の水質検査を行うことで、小さなお子様のいらっしゃるご家庭のアレルギーや感染症予防と安心安全も同時にお届けしております!
風呂釜洗浄(追い焚き配管洗浄)や浴槽裏の高圧洗浄・まるごとひっくりかえし洗浄のご依頼・ご相談は
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