江東区 風呂釜洗浄屋がお風呂の残り湯の再利用を絶対にオススメしない理由
築9年の一軒家にお住いのお客様からのご依頼で風呂釜洗浄(追い焚き配管の洗浄)に行ってきました。
特に汚れが出てきたり匂いがするなどの自覚症状はないものの、ご家族も多くお住まいで、お孫さんも居たり、長風呂をしたり利用頻度も高いので一度本格洗浄をしてみたかったとの事。
非常に風呂釜の衛生環境に対する意識の高いお客さまで、インターネットで高額な風呂釜洗浄剤なども購入してご家庭で洗浄を行ったりもされてらっしゃるとの事。
ジェットバスやテレビも装備したステキな浴室なのでどうしても長風呂になってしまいますよね!
たまたま、再度追い焚きをして利用しようと思ってバスタブに入れたままにしてあった残り湯があったため採取して検査させていただいたところ、予想をはるかに上回る測定値が検出されました。
80RLUを超えると危険値とされているATP測定による管理指標を186倍も上回るとても危険な数値が検出されました。
この中にお孫さんも入ったりされているとの事で、本当に健康被害が心配です。
比較的マメにお手入れをされていらっしゃるご家庭でもこのような数値が検出されることもあるため、節水が大切なこともよく分かるのですが、やはり身体の健康には代えられませんので、残り湯の再利用は絶対にオススメ致しません。
マメにお手入れされているだけあって、配管のとても長い一軒家のお風呂にも関わらず循環アダプター周辺もとてもキレイでした。
ジェットバスの洗浄は次回ということで、今回は追い焚き配管の洗浄のみ行わせていただきました。
ご家族が多いこともあって、洗浄時には汗や皮脂による人体から出たと思われる汚れがかなり多くみられました。
このような汗や皮脂による汚れが細菌の栄養分となってしまうため、特に気温の高い夏には爆発的に雑菌が増える要因となっているのです。
そのため、汚れや匂いが出てしまってから業者による洗浄をお願いしようという考え方ではなく、年に1度は定期的に業者による本格洗浄をオススメする理由です。
作業中、可愛いお孫さんたちとワンちゃんが何度もお手伝いにきてくれました!
定期的にご家庭でメンテナンスを行っていたせいか、1回の洗浄でスコアーも大幅に改善して一気に安全域の25RLU未満達成です!
ざっと計算して、左の滅菌カップ内のお湯には洗浄後の右側のお湯と比較してパッと見ただけで誰も1358倍もの雑菌が潜んでいるとは思わないわけです。
そこが風呂釜洗浄の難しさだといつも感じます。
エアコン洗浄のようにパッと見で汚れを感じられれば認知がもう少し進むのではなかろうかとジレンマを感じます。
特にお子様やご高齢者、妊婦さんなどの免疫力の低い方にはこのような残り湯による不衛生な状態は重篤な感染症を引き起こす可能性もありますので本当にお気をつけください。
まだジェットバスの内部洗浄は次回に持ち越しましたが、キレイになった風呂釜(追い焚き配管)で安心してご入浴いただけますが、残り湯(置き湯)の再利用はなるべく控えるようにご説明させていただきました。
世田谷衛生環境ラボでは、毎日利用するお風呂の清潔感や見た目のキレイさはもちろんのこと、ATP測定器という計測機器を使って配管内部の洗浄前後の水質検査を行うことで、小さなお子様のいらっしゃるご家庭のアレルギーや感染症予防と安心安全も同時にお届けしております!
風呂釜洗浄(追い焚き配管洗浄)や浴槽裏の高圧洗浄・まるごとひっくりかえし洗浄のご依頼・ご相談は
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