大田区 後編:完全に詰まってしまった追い焚き配管の交換作業です
追い焚き配管を
銅管から樹脂管に交換し
工事を終えて
もうこれで大丈夫だろうと
動作確認したところ
期待していた通りの
通常運転とはならず
どうも動きがおかしい…
ということで、
対策を考慮し
後日再訪することに
依然、この配管経路上に
つまりを発生させる物が
残っているとすれば、
経路上の90%以上の
配管を交換した今となっては
おそらく原因は
ここしか考えられない
ということで、
調査対象箇所を1箇所に絞って
後日再チェックを行ったところ
予想的中!
![](https://setagaya-lab.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_9328.jpeg)
この室内に配管を繋ぐ
このたった数十センチの銅管
外してみたところ
中に樹脂のようなものが
詰まっているではありませんか!
![](https://setagaya-lab.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_9321.jpeg)
外す際に熱を加えるので
この樹脂が変形してしまった可能性が
高いのですが、
利用中に追い焚き配管の中に
このような樹脂パーツが詰まっていました…
![](https://setagaya-lab.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_9320.jpeg)
利用している最中に
外部からこのような樹脂パーツが混入する
可能性は極めて低いのですが、
建設当時、何らかの拍子に
樹脂のかけらが数点混入し、
銅管を外すため
熱を加えた際に溶けて再度固まったりで
このような状態になったのか…
それとも
給湯器機内部の部材が
剥がれたり、破損するなどして
そのカケラが、
追い焚き配管を塞いでしまったのか…
今となっては
完全な原因特定をすることは
極めて難しいのですが、
いずれかの理由で
わずか直径1cm程度の
追い焚き配管内部に樹脂が混入していた
のが原因で、追い焚き機能がきちんと
動作せず、エラーが出たり止まってしまったり
を引き起こしていたようです。
![](https://setagaya-lab.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_9319.jpeg)
追い焚き配管内部から
樹脂パーツを取り出しているところ
![](https://setagaya-lab.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_9324.jpeg)
外部から入り込むには
ちょっと大きすぎる樹脂パーツ!
極めて珍しいケースでしたが、
これが追い焚き配管の
詰まりの原因でした。
![](https://setagaya-lab.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_9323.jpeg)
この樹脂パーツを
取り除いた後は言うまでもなく
完全な状態に回復!
当初は全てが銅管の状態でしたので
てっきり詰まりの原因は銅錆か
積りに積もった汚れを想像していたのですが、
まさかの樹脂のかけらが原因とは、
いくら洗浄を繰り返しても
ダメなわけです!
洗浄でもつまりが改善されない場合は
このように追い焚き配管の交換を
するほかないのですが、
今回は床下や天井裏を経由した
隠蔽配管ではなく露出配管のため
交換が可能でしたが、
こうもいかないケースもございますので
配管の詰まりもお気軽にご相談下さい。
前編の内容はコチラから⇩
前編:完全に詰まってしまった追い焚き配管の交換作業です
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