13年目を迎えた我が家のガス給湯器が壊れたため、ガス給湯器の寿命や耐用年数について!
つい先日、13年間活躍してくれた我が家の給湯器が突如壊れてしまいました。
その際、突如電源が落ちたり、表示がかすれてきたりと最初に不具合の兆候が出はじめたのはリモコンパネルでした。
給湯器の交換業者さんによって早々に在庫を手配いただき数日後には交換を終えことなきを得ましたが、10月の増税前の駆け込み需要で給湯器の交換特需が発生し、交換工事が追いつかず10月にずれ込んだ工事を多数抱えていた矢先、
台風19号による多摩川の支流でおきた氾濫によって、世田谷区の玉川エリアや大田区の田園調布の浸水被害に遭われたエリアの修復で目が回るような忙しさだと話されていました。
職業柄ガス給湯器に関するご質問をいただく機会も多いため、ガス給湯器の寿命や耐用年数について書こうと思います。
よく10年くらいで寿命ですか?などとキリのいい年数でご質問いただくのですが、
なぜそのように皆さんが感じるようになったかと言いますと、
機器によって定められた年数が異なるのですが、給湯器につきましては、
『給湯器メーカーが部品の供給を行うのが製造終了後10年』
これが最も大きな要因だと思います。
つまり、給湯器が10年を過ぎて故障した際、修理に来てもらっても部品供給がすでに終了しているなどで、修理ができない。
そのため、新しい機器に交換をすすめられるというか…、そのような対応しかできないというのが現状なのです…
そのため都市伝説にように10年寿命説?がよく聞かれるようになったと考えています。
しかし、この10年というのは適当に決められたものでは無く、ちゃんとした根拠がありまして、
家庭用の給湯器の本体には
『設計標準使用期間』や『設計上の標準使用期間』は『10年』
と記載されています。
この表現の違いは屋内設置と屋外設置の給湯器で少し異なるのですがコチラでは割愛します。
ざっくりとどういうことかと申しますと、
10年で寿命ですとか、10年以上使ってはいけません!
ということではなく、10年以上使うのであれば、点検を受けて安全に注意しながら利用してくださいといった注意書きです。
詳しくご覧になりたい方は経済産業省の下記のサイトからご確認ください
・長期使用製品安全点検・表示制度ガイドライン
また、ガス瞬間湯沸器や石油危機などの事故の発生件数も使用期間が12年を超えたあたりから急増するといった報告も確認されております。
詳しくご覧になりたい方は下記のnite(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)をご覧ください
長期使用製品安全点検制度対象製品の経年劣化による事故の防止について(注意喚起)
給湯器が新品になったとはいえ、長年使った追い焚き配管内部には湯垢や人肌から出た皮脂や角質などの汚れが蓄積していますので、風呂釜洗浄は定期的に!
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