追い炊き配管(風呂釜配管)が長いって知ってました?
便利な追い炊き機能ですが、浴槽内の冷めてしまったお湯が、配管の中を通って給湯器に運ばれ、再び暖められたお湯が浴槽内に戻ってくる仕組みです。
その浴槽と給湯器をつなぐ配管こそが、今回のテーマでもある、追い焚き配管になりますが、実は、雑菌や汚れがとても溜まりやすい場所でもあるのです。
なぜなら、追い炊き配管内には入浴したお湯が循環するため、細菌のエサや栄養分となる汗や皮脂などがたくさん含まれており、給湯器の温度設定の上限が50℃ということもあって、細菌の死滅する60℃ 〜 80℃には決して達する事はありません。
そのため配管内部には時間の経過とともに細菌は増える一方なのです!
湯船の中にあるこの部分にお湯の吸い込み口と、給湯器で温めたお湯を湯船に戻す吐き出し口の2種類の配管が隠れています!
この中の2本の追い炊き配管が給湯器までお部屋のあちこちを通ってつながっているのです。
緑のホースが追い炊き配管です。
こちらは黒の配管
グレーと白の2本の配管
このような配管がさらに壁の中を通って給湯器までつながっています。
それでこの先がどうなっているかというと………
現在作業中の浴室リフォームの現場写真があるのでお見せします!
浴室の壁の裏はこんな感じなんです。
バスタブを撤去した後の浴室の写真ですが、バスタブとつながっている追い炊き配管の金具を外したところです。
この配管が壁の中へとつながっています。
さらに壁の裏はというと
浴室から天井に向かって配管が伸びています。
浴室の壁を撤去すると
浴室と給湯器の位置関係によっても多少変化しますが、追い炊きの配管は床や天井裏を通って屋外の給湯器までつながっています!
天井裏に見える緑の配管が追い炊き配管になります。
こちらもその先の天井裏の写真になりますが、こちらのお部屋はマンションでちょうど廊下の上を玄関に向かって配管が伸びているイメージになります。
浴室から出た追い炊き配管は写真のような屋外に設置されている給湯器とつながっており、お風呂の冷めたお湯がこの給湯器で再度温めなおして暖かくなったお湯を浴槽へ戻しているのです。
この手で握っている配管こそが追い炊き配管です。
おおよそになりますが、こちらのお部屋の場合はマンションになりますが、往復で10m近くの追い炊き配管の長さになります。
写真のピンクのホースが追い炊き配管で2本あるのは行きと戻りの配管があるためです。
ご覧頂いた、こんなにも長い追い炊き配管ですが、市販の洗浄剤だけではかんたんな除菌は出来ても配管内部の汚れを一掃することはほぼ不可能です。
汚れがバスタブに出てきたから汚れているのではなく、バスタブに出てこない汚れや雑菌が配管内には使用した年数や追い炊きを利用した回数分だけ蓄積しています。
市販の洗浄剤と比べて費用負担は比較になりませんが、1日の終わりにリラックスして気持ち良く入浴することで、明日への鋭気を養うべきお風呂が、湯泥や湯垢による汚れや嫌なニオイによってストレスを感じてなにより健康をも脅かす場所となってしまったのでは元も子もありません。
乳幼児や高齢者などの免疫力の低い方の感染症予防やアトピーなどお肌のトラブルにも効果が期待できる風呂釜洗浄PRO
お風呂の追い炊き配管を除菌・洗浄し、ATP検査(水質検査)をすることで目には見えない安心を手に入れて清潔で安心・安全なバスタイムを!
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