広島の入浴施設で５４人がレジオネラ菌の集団感染１人死亡
また先日、広島県の三原市の入浴施設でレジオネラ菌が原因の肺炎によって、５０代男性の死者が出たという残念なニュースが連日報道されていましたね。
レジオネラ菌とは庭、川、沼など自然環境の色々な場所に生息する常在菌の１つです。
レジオネラ菌は人から人へは感染しませんが、20℃〜50℃前後で繁殖し、最も繁殖が活発になるのが36℃〜39℃前後といわれています。
たくさんの方々が利用する入浴施設の浴槽や打たせ湯などで使用されるお湯にレジオネラ菌が増殖していれば、それらを含んだ霧状の水滴を鼻や口から直接体内に吸い込むことで今回のような大量感染を引き起こします。
加湿器などからレジオネラ菌が検出されることも過去にはあったようですが、若くて健康な方であればすぐに感染→発症とはなりませんので過剰に心配する必要はありません。
しかし、乳幼児やお年寄りや病気により療養中の方など抵抗力の弱い人がひとたびレジオネラ菌に感染すると発熱や肺炎を引きおこし重症化する事もあるのでやはり注意が必要です！
一般家庭に普及している風呂釜（追い焚き配管）も長年使用し続けてNOメンテナンスといったケースが多々あります。
私自身も定期的に風呂釜洗浄PROによって自宅のメンテナンスを行っていますが、やはり秋冬から春にかけてのこの時期は、追い焚きもほぼ毎日使用するため２.３ヶ月ごとの風呂釜（追い焚き配管）洗浄でもやはり汚れが確認されています。
ご家庭でできる予防策としては、２〜３ヶ月ごとに市販の洗浄剤を使った風呂釜内部の洗浄や、年に１.２回は風呂釜洗浄PROによる本格洗浄をオススメしています。！
NHK NEWS WEBより
入浴施設でレジオネラ菌の集団感染１人死亡 広島 三原
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170325/k10010924641000.html
広島県感染症・疾病管理センター
【重要なお知らせ】 レジオネラ症の集団発生について
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hcdc/rejionera.html
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