さいたま市見沼区 計１０時間の長期戦となった超絶困難な風呂釜洗浄でした
大手ガス会社様からのご依頼で、作業させていただいた築１５年のタワーマンションの風呂釜洗浄ですが、過去最長の１０時間を要する困難極める作業となりました。
生まれたばかりの赤ちゃんのいらっしゃるご入居されたばかりのお客様、不運としか言いようがありませんが、湯張りを行うたびに出てくる一反もめんのような白い汚れに悩まされているとのことでした。
自動で湯張りを行うと、毎回このような有様！
さぞ、洗浄前のATP測定値も高いと思いきや、危険値一歩手前の比較的穏やかなスコアーが検出されました。
ノーリツ製のGXです。
築１５年ともなると、当然出てくる汗や皮脂によるタンパク質汚れ、しかし今回問題となったのはそういった汚れとは全く別で、この一反もめんのようなこの白いヒラヒラ汚れにこの後悩まされることに…
洗浄の初期にはお湯に溶け出した湯垢汚れによる濁りも確認されましたが、固形化した白い汚れは湯垢などの排出が治った後も猛威を振るい続けました。
数回の洗浄を経てもなお、ここまでの引きの画像でもはっきりとわかるほど、白い大きな汚れが無数に確認できます。
近くに寄ってみるとこのような有様。
循環アダプターの所々に白い汚れの片鱗が見て取れます。
あくまで推測にはなりますが、入浴剤の成分が固形化したものと思われる白いヒラヒラと汚れは、減ることはあっても止むことはありませんでした。
何度も洗浄を繰り返しても、自動湯張りを行うとこのような白い汚れが無数に出てくるのです。
洗浄をひたすら繰り返すことで、ATP測定値はかなり良好なスコアーを表示していますが、結局悩みの元凶である白いヒラヒラとした汚れは多少勢力を弱めたものの、依然入浴を躊躇するほどに排出している状況は変わらぬままです。
このATPスコアーが意味するところは、水質はほぼクリーンな水道水そのもののレベルまで改善されているのです。
もはやお湯そのものに悪影響を及ぼしていない白い物体との戦いです。
完全に白い汚れが止むことはありませんでしたが、この日の作業は一旦ここまでで終了！
給湯器も１５年経過していましたので、新築時から元気に今日まで稼働し続けていることになります。
後日再訪して再び洗浄作業を再開！
気が遠くなるような作業の繰り返しを経て、白く固形化した汚れを何度も何ども少しづつ取り出していくほかありません。
合計１０時間を経過した頃に、白い汚れが姿を現さないようになりはじめ、ようやく改善への希望の光が見えはじめました！
今回のケースは、前入居者時代から明らかに症状は顕在化していたと思われ、おそらく自動湯はりは長期間使用していなかったものと推測されます。
そのため、入浴剤の成分が追い焚き配管内部で時間を経て完全に固形化してしまったものと考えられます。
今回ご入居されたお客様には、一切の責任もなければ、打つ手もございませんが、
万が一ご自宅で同様のケースが発生した場合には、
このような状況を長期間放置せず、もう少し早めに洗浄を行えば、ここまで症状が悪化することもなければ、さらに良好な状態にまで改善することも可能であったと思われます。
このような症状でお困りの方は先送りにせず、重症化する前に早めにご相談ください！
普段のお手入れだけでは決して取り除くことのできない、
汚れやニオイの原因を特定し汚れと不安を取り除くことで、安心してリラックスできる状態をご提供し、アレルギーや感染症のリスクからもお客様をお守りします！
お湯の見た目と、目には見えない水質の安全を両立する
東京・横浜・埼玉・千葉の風呂釜洗浄（追い焚き配管洗浄）や浴槽裏の高圧洗浄業者は
世田谷衛生環境ラボ
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