世田谷区 2つ穴のお風呂をジャバで洗浄をしたら汚れが止まらなくなった
今回作業をさせていただいた2つ穴の給湯器のタイプはノーリツではすでに生産中止になっているモデルですが、2つ穴でもバランス釜のような自然循環方式とは違って、下の穴からお湯を吸って、温められたお湯が上の穴から出てくる強制循環タイプのモデルになります。
上記に出てきた自然循環式はその名の通り、ポンプなどの動力を使わずにお湯が水よりも比重が軽いという性質を活かして自然に循環させる方式です。
お風呂を沸かした際に、上の方は熱いのに、下はまだ冷たかったという経験はありませんか?自然循環式とは、その原理を応用したものです。
それに対し、こちらの機種は屋外据置型オートふろ給湯器(隣接2つ穴タイプ)などと呼ばれる機種で、給湯器がお風呂の壁越しにあるのが特徴です。
1つ穴のタイプの方がはるかに追い炊き配管の長さが長いにもかかわらず、長年お使いになっているとこちらの2つ穴も汚れが溜まりやすい機種でもあります。
一見バランス釜(BF釜)のような2つ穴のルックスですが、強制循環型になります。
今回の機種は給水側も排水側もフィルターなどが無いタイプでした。
リモコンパネルは1つ穴のモデルと同じです!
それでは恒例の洗浄前の水質検査です。
事前にジャバをしてからというもの、毎回汚れが出てきてなかなか止まらないとの報告をいただいていたので、測定結果もなかなかの数字を予想しておりましたが、やはり3桁の561URLと危険値の実に7倍の汚れを検出。
風呂釜洗浄開始直後
なんとなくですが、洗浄中のお湯がどんどん濁り始めました
洗浄が進むにつれて、みるみる洗浄中のお湯が濁っていくのがわかります。
汗や皮脂による汚れの排出自体は少ないものの、濁りがかなり強烈です。
1回目の洗浄後は、お湯が真っ黒に濁っていて汚れはそれほどでも?などと考えておりましたが、洗浄後の汚水を排水すると、汗や皮脂による汚れもかなりの量が確認できました。
洗浄後にすすぎを念入りに行ってから、いざ湯はりを行うと、湯葉のような湯ドロが出てくる出てくる………
念のため1期目の洗浄後にATP測定を行ってみたところ、
やはりというべきか、270RLUとまだまだ安全とはとても言い難いスコアーが
その後、2度、3度、4度と洗浄を繰り返し、少しづつではありますが洗浄時のお湯の濁りが軽減されていきましたが、最期まで悩まされ続けたのが洗浄後に出てくる湯ドロ。
入浴剤は頻繁にお使いになられていたとのことで、その辺りも原因の一つと考えられそうです。
もう後半は意地で洗浄とすすぎの繰り返し!
今回は本当にこの湯ドロに悩まされ続けました。
まだ、完全に湯ドロが取りきれたわけではないのですが、半日以上洗浄とすすぎを繰り返し湯はり時の湯ドロの排出に改善が見られたところでATP測定を行ったところ1桁台の8RLUまでスコアーも改善。
洗浄後に採取したお湯の状態ですが、左から右にかけてお湯の透明度が明らかに改善されたのが確認できました。
ガス給湯器やエコキュートも電気温水器も1つ口も2つ口も強制循環型と呼ばれる一般的な追い炊き機能付きタイプであれば作業は全て可能です。
このようなジャバなどの市販の洗浄剤では決して解決することのできない症状でお困りの方はまずはお気軽にお電話かメールでお気軽にご相談ください。
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