目黒区 エコキュートで安全値の実に108倍もの汚染度を測定
目黒区の高級住宅街の中でもひときわ目をひくとても素敵な戸建ての風呂釜洗浄(追い炊き配管の清掃)へいってきました。
環境への配慮や高い経済性で、とても高い人気を誇るエコキュートが導入されているお風呂で、湯はり時や追い炊き時に湯泥が出てきて困っているとのこと。
聞けばご主人様は朝晩必ず湯船に浸かられるそうで、お子様も4人いらっしゃるとのこと。そうなると追い炊きの利用回数もかなり多いことから追い炊き配管内部に溜まりに溜まった汚れが安易に想像できます。
風呂釜洗浄前のATP測定では厚労省や保健所では感染症リスクが25RLU未満だと安全、80RLUを越えると感染症のリスクが大幅に高まるといわれている中、安全値25RLUの実に108倍もの驚愕の2700RLUもの高い数値が検出されました。
ここまでくると一見キレイに見えるお風呂が原因でなんらかの健康被害が出ていてもおかしくないレベルです…
湯垢や湯泥の痕跡が循環アダプター内部にも見られましたが測定値からするとかなり少なめな印象でした。
湯はりを行うとお客様がおっしゃられていたようにひらひらと湯泥(バイオフィルム)と呼ばれるアメーバ状の汚れが!
この距離で見ても浴槽の底に溜まった湯ドロがはっきりとわかります。
循環金具を分解したところ、こちらも汚れはそれほどでもない印象です。
しかし浴槽内部には次々に湯ドロをはじめとした汚れが吐き出されてきており、こうなると市販の洗浄剤では除菌はできても追い炊き配管内部に溜まった汚れを全て取りきることは不可能です。
三菱のダイヤホットシリーズ
エコキュートの最新型の上位機種になると、入浴後に浴槽の栓を抜くだけで配管内部をマイクロバブルで自動洗浄してくれる機種も登場していますが、こちらもまた『洗浄ボタン』の装備された当時の上位機種です。
ボタン一つで配管内部を清掃してくれる優れものですが、それでも数年使い続けると汚れは蓄積されてしまいます。
風呂釜洗浄(追い炊き配管清掃)開始
皮脂などの人体から出た油分を含んだ汚れが洗浄作業開始早々に出始めました。
時間の経過とともに油分を含んだ汚れ同士がくっついてどんどん大きな塊へと姿を変えていきます。
浴槽のフチにも汚れが堆積していくのが分かります。
お湯の色が徐々に変色していっている様子も確認できます。
追い炊き配管内部の洗浄後の汚水を排水してみると
浴槽内部や排水口付近に湯垢や湯ドロ汚れがびっしりと溜まっているのがご確認いただけます。
1度目の洗浄を終え自動湯張りでお湯張りをすると、これまで目にすることのなかった黄色ともオレンジ色ともなんともいえない汚れが突如現れ、新たな敵に悩まされ始めることになりました。
湯船のなかをザッとすくってみてもこれだけの量の汚れが
この状態では安心してご入浴頂くことは難しいと判断し、再度風呂釜洗浄を開始!
1度目の洗浄時と比較して2度目の洗浄時には明らかに汚れが少なくなっていることは確認できました。
油分を含んだ汚れもハッキリと少なくなっているのが分かります。
残るは問題のオレンジ色をした汚れですが、洗浄時には確認できず、自動で湯張りを行った時のみ出てくることが分かりました。
2度の洗浄を終えてATP測定器による水質の汚染度を測定してみると、最初の2724RLUがウソのように大幅に水質改善された3RLUと好スコアに!
しかし、ここまで配管内部がキレイになったことが証明されたにもかかわらず自動湯張り時のみでてくるオレンジの汚れにまたまた悩まされることに…………
これ以上洗浄を続けてもエコキュートの貯湯タンクが湯切れをおこし、今晩お風呂に入れなくなってしまう可能性が出てきたため一旦作業は終了。
エコキュートの貯湯タンク内部に汚れが蓄積していて、それが浴槽内に出てきているのでは?
という結論になり、後日貯湯タンク内部のドレン水を抜くなどしてタンク内部の洗浄を検討しますということになりました。
ガス給湯器や今回のようなエコキュートも電気温水器も1つ口の強制循環型と呼ばれる一般的な追い炊き機能付きタイプであれば作業は全て可能です。
このようなジャバなどの市販の洗浄剤では決して解決することのできない症状でお困りの方はまずはお気軽にお電話かメールでお気軽にご相談ください。
乳幼児や高齢者などの免疫力の低い方の感染症予防やアトピーなどお肌のトラブルにも効果が期待できる風呂釜洗浄PRO
お風呂の追い炊き配管を除菌・洗浄し、ATP検査(水質検査)をすることで目には見えない安心を手に入れて清潔で安心・安全なバスタイムを!
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